SIRIUSの便利なモジュール機能の使い方
SIRIUSのモジュール機能の使い方です。とても便利な機能なので活用しましょう。
モジュール機能とは?
「モジュール機能」とは、登録した特定のコンテンツをモジュール(部品)として作成し、それを複数のページで使用することができる機能です。
登録できるコンテンツは広告、リンク、文章、画像などあらゆるものが可能です。
作成したモジュールを複数のページで使用したい場合、右クリックからモジュールタグを各ページに貼るだけで簡単にコンテンツを呼び出すことができます。
フリースペースが作成したコンテンツをすべてのページの決まった場所に表示するのに対し、モジュールは作成したコンテンツをタグを貼った場所にのみ表示する機能だと考えれば分かりやすいかと思います。
モジュール機能のメリット
広告を一括で張り替えられる
広告の配信が停止するなどして広告の張り替え作業が必要になった場合、広告(アフィリエイトタグ)をどこに設置したか調べて一つずつ張り替えるのは大変な作業です。
モジュール機能は特定のコンテンツの一元管理が可能なので、広告をモジュールとして設定しておけばモジュールの編集だけで広告の一括張り替えが可能になります。
フリースペースとの違い
SIRIUSのフリースペースを使用すれば広告の張り替えを一括で行うこともできますが、フリースペースは表示場所が決まっていますし、すべてのページに表示されてしまいます。
モジュール機能はタグを貼り付けた場所にだけ表示するので、広告を特定のカテゴリーだけや記事途中に表示することが可能です。
特定の要素を一括で変更できる
モジュール機能は広告以外の要素でも一括変更ができます。
例えば当ページではSIRIUSテンプレート「NOVA」を配布していますが、テンプレートの更新履歴を「ダウンロードページ」と更新内容の詳細を載せる「NOVAの更新履歴ページ」の2つに設置しています。
更新履歴なので更新ごとに内容の追加が必要です。そんな場合でもモジュール機能で作成しておけば一括で変更することができます。
同じ要素を使い回せる
広告に限らず同じ要素を複数のページで使い回す場合にも活用できます。
例えば当サイトでは「お問い合わせボタン」を複数のページに設置しています。
お問い合わせボタンを設置するたびにボタンにリンクを追加してデザインを決めてと、そのつど作成するのは面倒です。そこでモジュールに登録しておけばタグを貼るだけで簡単に設置することができます。
もちろん後からお問い合わせページのURLが変わった時や、テキストを変更をしたい場合も簡単に修正が可能です。
タグを簡潔にできる
広告のコードを複数貼ったとします。
このようにコードで画面がごちゃごちゃして見づらくなってしまいます。モジュール機能を使えば
このように簡潔にすることができます。
特にSIRIUSでは(少なくとも私は)ビジュアルモードよりもコードを扱いやすいHTMLモードが主体なので、こういった使い方ができるのは助かります。
モジュール機能の使い方
それでは実際にモジュール機能を使ってみましょう。
モジュールを新規追加する
「サイト全体設定」をクリックするか右クリックして「モジュール設定」を開いて「新規追加」をクリックします。
モジュール名と内容を入力してOKをクリックします。
改行タグの挿入とは?
記事の作成時には見やすいように表示されていませんが、SIRIUSで文章やコードを改行すると実際には<p>タグや<br>タグが挿入されています。
テキスト
テキスト
↓
<p>テキスト</p>
<p>テキスト</p>
設置した広告のコードにこの改行タグが自動で挿入されると、広告が正常に動作しない場合があります。そのため広告を貼る場合は「改行タグを挿入しない」を選択しましょう。
広告以外の文章など改行が必要な場合は「改行タグを挿入する」を選択します。
モジュールタグを貼る
モジュールを貼りたい場所を右クリックしてコンテキストメニューを開いて「モジュールの挿入」からモジュールを選択します。
これでタグが設置されました。プレビューから確認してみましょう。
モジュールを編集する
広告を一括で張り替える場合など、モジュールを編集したい場合は同じように「モジュール設定画面」を開くかモジュールタグをダブルクリックします。
モジュールを削除する
モジュールを削除する場合は「モジュール設定」でモジュールを選択して「削除」をクリックします。
最後に
SIRIUSの独自機能はいろいろありますが、モジュール機能は少しわかりにくいためかそれほど注目されていません。
しかしこの記事を読めばわかるとおり、モジュール機能はSIRIUSのなかでも特におすすめできる優れた機能です。
広告に限らず、使い回したい要素は一度登録するだけで簡単に呼びだすことができます。上手く利用すれば記事の作成時間を短縮することができるので積極的に活用していきましょう。