SIRIUS通常版と上位版の違いと比較、上位版の機能は使えるか?

SIRIUSの価格は通常版と上位版に6,000円の差がありますが、実際にはどのようが違いがあるのでしょうか?またどちらを購入すればよいのか迷う人も多いかと思います。

 

ここでは通常版と上位版の違いや比較、上位版限定機能の有用性、購入時に参考にするべきポイントなどを詳しく解説します。

 

※追記
2018/07/27バージョンアップのSIRIUS Ver1.550にて上位版にのみ「目次の自動生成機能」が追加されました。


最初に

SIRIUS通常版と上位版を違いは値段と「上位版限定の機能」の有無です。

 

SIRIUS上位版限定のSEO対策機能である「被リンク自動獲得機能、リンク集自動登録機能、SBM(ソーシャルブックマーク)自動登録機能」はSIRIUSが発売された2011年では有効だったSEO対策機能です。

 

  • 被リンク自動獲得機能 - ランダムで選ばれた他のSIRIUSサイトから自サイトへリンクを貰い、同時にランダムで選ばれた他のSIRIUSサイトへ自サイトからリンクをあげる機能
  • リンク集自動登録機能 - リンク集サイトへ自サイトを登録する機能
  • SBM(ソーシャルブックマーク)自動登録機能 - ソーシャルブックマークへ自サイトを登録する機能

 

これらに共通するのは「自サイトに対してのリンクを他サイトに貼る機能」ということです。そして重要なのが、これらは「実際にユーザーがクリックして訪問してくるような自然なリンクでは無い」ということです。そのためこれらの機能は現在では使えない古い機能となってしまいました。

 

現在では使えない理由

2018年現在ではGoogleの検索エンジンの進化により、上記の機能で追加できる不自然なリンクは評価されないばかりか、たくさん設置してしまうとペナルティを受ける可能性もあります。

 

一昔前であれば自サイトに対してのリンク数の多さが検索順位に有利に働いていました。そのためサイトの品質(コンテンツ)が低くても被リンクの数さえあれば検索上位に表示することできたのです。

 

しかしそれでは検索ユーザーが有用なサイトを見つけるのが難しくなります。そのためGoogleは自然なリンクのみを評価するためのアップデート、いわゆるペンギンアップデートを2012年から2016年にかけて複数回実施し、SEO対策機能の効果は失われてしまいました。

 

SEO対策機能が有用だとするサイトが多いのはなぜか?

古いサイトやSIRIUSのアフィリエイトを目的としたサイトではSEO対策機能がさも有用であるかのように説明されています。特にSIRIUSを自サイトを経由して購入して貰いたいアフィリエイトサイトでは実際にSRIUSを使用しているのかと疑いたくなるような、適当な情報が載せられていることも多々あります。

 

当サイトもSIRIUSアフィリエイトサイトですが、私は実際にアフィリエイトにSIRIUSを使用していて、このサイトもSIRIUSで作られています。またSEO対策機能が使えないからといって、SIRIUSが使えないツールなわけではありません。

通常版と上位版の比較表

通常版 上位版
価格 18,800円 24,800円
追加機能 無し

iPhoneサイト同時生成機能(不要)
予約投稿機能(不要)
被リンク自動獲得機能(不要)
リンク集自動登録機能(不要)
SBM(ソーシャルブックマーク)自動登録機能(不要)

リンクボタン作成機能(有用)
目次の自動生成機能(有用)

上位版のみの機能を解説

iPhoneサイト同時生成機能

 

「iPhoneサイト同時生成機能」とは「スマホ用テンプレート」を使用してPC用とは別にスマホ用のサイトを生成する機能です。「iPhone」となっていますが実際にはスマホ全般です。

 

iPhoneサイト同時生成機能は必要か?

従来のSIRIUSテンプレートはPC専用だったので、スマホで閲覧しても文字が小さすぎて見れたものではありませんでした。現在のネットユーザーはスマホが半数を超えますので、そのスマホ未対応など論外です。そのため、当時はこの機能を使用するためSIRIUS購入者の9割以上は上位版を購入していました。

 

iPhoneサイト同時生成機能はもはや必要ない

しかし2018年の大幅バージョンアップver1.5からSIRIUSテンプレートはすべてGoogleも推奨するレスポンシブテンプレートに変更されました。

 

「iPhoneサイト同時生成機能」がアクセスしてきた端末(のユーザーエージェント)に合わせ最適なレイアウトへアクセスを振り分けるのに対して、レスポンシブテンプレートは端末の画面サイズに合わせて自動でレイアウトが切り替わります。

 

そのため現在は「iPhoneサイト同時生成機能」は必要なくなりました。この機能を目的に上位版を選択する必要はありません。

 

予約投稿機能

 

「予約投稿機能」は指定した日時になったら自動的にページをサーバーへアップロード(公開)する機能です。この機能を使えば自分がPCの前にいなくてサイトを自動で更新することができます。

 

予約投稿機能は必要ない

予約投稿機能を使うには指定した時間に「autoUploader」という付属ソフトを起動させておく必要があります。つまり実際にこの機能を使用するには予約した公開日時(時間)にPCが起動されている必要があるため(スリープモード不可)、常時PCを起動している人以外はこの機能はさほど実用的ではありません。

 

またサイトの更新頻度はSEOに直接影響しませんし、SIRIUSで作るのはブログでは無いため予約投稿機能自体がそれほど重要な機能ではありません。この機能を目的に上位版を選択する必要はありません。

 

被リンク自動獲得機能

「被リンク自動獲得機能」とは「他のSIRIUSユーザーが作成したサイトから、一方的なリンクを貰う事ができる」という機能です。

 

 

被リンクを貰うには自サイトにも「他のSIRIUSユーザーが作成したサイトへのリンクページ」を設置する必要があります。(リンクページの生成は自動で行われます)

 

これらのリンクはお互いのサイトへリンクを張り合う「相互リンク」ではなく、他のサイトへ一方的に被リンクを送る「クロスリンク」というリンク構造になりますので、被リンクの効果を高めつつ、同時にペナルティに対するリスクヘッジを行っているとされています。

 

被リンクとは?

SEO対策を行う上で「被リンク」は非常に重要です。被リンクとは「他のサイト」に記載されている「自分のサイト」に対してのリンクです。

 

被リンクが多いほど、そのサイトは「紹介されるような有益なコンテンツが載っている」と言えます。そのためGoogleは被リンクの量を検索順位を決める要素の一つとしています。

 

被リンク自動獲得機能は不自然な被リンクしか得られない

しかしGoogleが評価する被リンクは自然な被リンクです。たとえば転職情報サイトにダイエット情報サイトからリンクを貰ったとして、実際に転職情報を目的として観ているユーザーがダイエットサイトへのリンクをクリックすることは無いでしょうから、これは不自然な被リンクとして評価されます。

 

「被リンク自動獲得機能」はジャンルを指定できないため不自然なリンクしか得られません。不自然な被リンクが多い場合は、評価されるどころかペナルティを受けてしまう場合もあります。

 

低品質なサイトが多い

「被リンク自動獲得機能」を利用するには、SIRIUSからSIRIUS販売会社に自サイトを申請して承認して貰う必要があります。低品質のサイトからの被リンクも低品質のリンクだと評価されてしまうので、そのようなサイトを弾くための処置です。

 

しかし審査されているとはいえ、実際に試してみると低品質サイトが多いことに驚くことでしょう。私の運営するサイトではありませんが、こちらはサイトでは10リンク中7リンクがリンク切れとなっています。リンク切れの理由は大抵とりあえずこの機能を使ってみたアフィリエイトの知識がないSIRIUS初心者の収益を上げられず消されたサイトだったと考えられます。

 

被リンク自動獲得機能は使うべきではない機能

「被リンク自動獲得機能」で貰える被リンクはテーマの関係ない不自然な被リンクです。そのため、この機能はSIRIUSが発売された2011年では使える機能でしたが、検索エンジンが進化した現在では使えない(使うべきではない)機能と言えるでしょう。

 

リンク集自動登録機能

 

「リンク集自動登録機能」は「Yomi-Search」などのインターネット上に多数存在する中小検索エンジン(自動登録リンク集)に、自分のサイトを自動登録する事ができる機能です。

 

リンク集登録は一昔に流行ったSEO対策

中小検索エンジンへの登録は一昔に流行ったSEO対策です。「リンク集自動登録機能」で得られる被リンクはテーマに関連のない不自然な被リンクです。またリンク集のサイトはSEO目的のリンクだけを集めた低品質なサイトです。

 

不自然な被リンクと同様に低品質サイトからのリンクも評価されることはありませし、数が多ければペナルティを受ける可能性もあります。この機能は使用しないようにしましょう。

 

SBM(ソーシャルブックマーク)自動登録機能

 

「はてなブックマーク」などのソーシャルブックマーク(SBM)に、自分のサイトを自動登録する機能です。

 

SBM自動登録機能は使う必要のない機能

登録できるのは2018年現在、はてなブックマーク、buzzurl、Yahooブックマーク、newsing、Choixですが、はてなブックマーク以外はすべて閉鎖されています。時代遅れの機能と言えるでしょう。

 

またソーシャルブックマークのリンクとは被リンクとしての価値ではなく実際の訪問を期待するものです。興味の引ける記事ならいざ知らず、「サイトのトップページ」を登録したとして、はてなブックマークからのアクセスを期待できるものではありません。わざわざ使う機能ではありません。

 

ボタンリンク作成機能(ver1.5から搭載)

 

SIRIUSには「画像ボタン作成機能」が搭載されていましたが、2018年の大幅バージョンアップで上位版でのみCSSでボタンを作成できる「ボタンリンク作成機能」が追加されました。この機能を使うことで画像を作成することなく、通常のテキストリンクをボタン風のリンクにすることができます。

 

CSSボタンのメリット

高解像度ディスプレイでもぼやけない

iPhoneなどの高解像度ディスプレイ(Retinaディスプレイなど)では画像がぼやけて見えることがあります。これはRetinaディスプレイが従来の2倍の解像度になっているためで、画像をクッキリ表示させるためには画像も2倍の大きさにする必要があるためです。

 

アイコンフォントと画像アイコンの比較
高解像度ディスプレイでアイコンフォントと画像のアイコンの表示を比較した場合

 

これはボタン画像にも言えることです。しかし「ボタンリンク作成機能」で作成できるCSSのボタンであれば、解像度に左右されず、どのような状況でもクッキリと表示することができます。最近のサイトやブログではスマホやタブレットでも美しく表示するため、UIに画像を使わずCSSやアイコンフォントを使用するのが主流となっています。

 

当サイトで配布しているSIRIUSテンプレート「NOVA」ではUIから画像を廃し、代わりにアイコンフォントを使用したオリジナルテンプレートです。またCSSボタンのデザインもこちらのページで確認できます。

 

テキストを変更するのが簡単

たまにボタンを作成した後にテキストを変更したくなる場合があります。

 

CSSボタンであればテキストを変更するだけで済むのですが、ボタン画像の場合は画像を一から作り直す必要があります。ボタン画像を作るにはボタンサイズ、ボタンデザイン、ボタンのテキスト、フォントの種類、フォントサイズ、テキストの位置と色、アイコンの画像とアイコンの位置を指定する必要があり面倒です。

 

項目が多いため再設定が面倒

 

これらはテキストに関わらず、ボタンのサイズやカラーを変更したい場合などでも同じです。しかしCSSボタンであればそれらも簡単に変更が可能です。つまりCSSボタンは後からいくらでも編集できる可逆のボタン、画像ボタンは変更不可の非可逆ボタンと言えるでしょう。

 

目次の自動生成機能(ver1.550から搭載)

2018/07/27バージョンアップのSIRIUS Ver1.550にて上位版にのみ「目次の自動生成機能」が追加されました。WordPressなどでよくあるページの上部に表示するページの目次です。

 

 

必須の機能ではありませんが、あると便利な機能です。特に多くのコンテンツを載せたページでは有用になるでしょう。

 

目次はページ上部にズラッと並び邪魔な場合もあるので、NOVAでは小さ目のフォントで表示されるようリデザインされ一覧性の向上を行いました。

通常版と上位版のどちらを購入するべきか?

今までは上位版にしか「iPhoneサイト同時生成機能」が無かったため、スマホに対応するため購入者のほとんど(9割以上)が上位版を購入していました。しかし現在ではテンプレートがレスポンシブデザインに変更されスマホに対応したため「iPhoneサイト同時生成機能」は必要ありません。

 

また時代遅れのSEO対策機能も必要ないでしょうから、そうなると上位版のメリットは「リンクボタン作成機能」のみとなるため通常版でも問題無いかと新規購入者の方は考えるのでは無いでしょうか?

 

ここで注意してほしいのが、「上位版の機能が使えない、時代遅れである」と言うことはSIRIUS開発陣も認識しているということです。そのため、ver1.5から「リンクボタン作成機能」が追加されたように、恐らくこれからも継続して通常版と差別化するため機能の追加が行われる可能性があることを考慮する必要があります。

 

追記:2018/07/27バージョンアップのSIRIUS Ver1.550にて上位版にのみ「目次の自動生成機能」が追加されました。

 

SIRIUS通常版と上位版の価格差は6,000円です。将来的に上位版にのみ有用な機能が実装されることを考慮すると、6,000円程度の差であれば上位版を購入することを強くオススメします。